「総合型選抜(旧AO入試)」は、学校のテストの点数だけでなく、その人の思いや個性、将来への意欲などを総合的に見て合否を決める入試方法です。「この大学でこれを学びたい!」という気持ちや理由がしっかりしている人に向いています。
特徴〜大学バージョン〜
・点数だけじゃなく、“人となり”を評価
・将来のビジョンや、どんなふうに学びたいかが大切
・大学や学部によって、選考方法はいろいろ(面接、小論文、プレゼンなど)
向いている人は?
- 「将来、こんなことがしたい!」という目標がはっきりしている人
- 学びたい分野や大学をしっかり調べている人
- ボランティア・部活・探究活動など、学校外でも何かに取り組んできた人
- 自分の考えを自分の言葉で伝えるのが得意な人
受験の流れ(ざっくり)
・事前準備
オープンキャンパスに行ったり、探究活動をまとめたり。
「なぜこの大学で学びたいのか」をしっかり考えよう!
・出願書類の提出
志望理由書・活動報告書・推薦書など。内容の中身が超重要!
・一次審査
書類・小論文・事前課題など(大学によって異なる)
・二次審査
面接・プレゼン・グループディスカッションなど
スケジュール(目安)
- 出願:9月〜10月ごろ
- 選考:10月〜11月ごろ
- 合格発表:11月中〜12月初旬
- 合格後にレポートや課題が出ることもあります。
知っておきたい注意点
● 「やる気」だけじゃダメ!?
探究活動の経験や、成績などの条件がつく大学もあります。
「学力の三要素(知識・思考力・主体性)」が見られるので、ただの熱意だけでは通らないことも。
● 高校の先生のサポートがカギ
書類に担任や校長先生の推薦が必要なことも。
普段の学校生活の様子や姿勢も、見られているかもしれません。
合格後にもやることがある!
総合型は、進路が早く決まる分、プレッシャーもあります。
入学までにレポート提出や事前課題が出ることもありますし、
「受かったから終わり」じゃなく、大学でしっかり学ぶぞ!という気持ちも大事。
最後に一言
テストの点数だけじゃない、新しい形の入試。
でも、そのぶん「自分をどう表現するか」が問われます。
早めの準備と、深い自己理解がカギになります!
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