7月の出来事
長かったリフォームが終わった!
我が家は築30年以上。
15年前に中古で購入。
この家にしたい!と購入を決意した決め手は保育園、小学校、中学校が歩いて5分。
スーパーもあり、子育てするには良い環境。
ただ駅からは遠く、バスに乗るしかない。
なので車は生活必需品。
それでも、「孟母三遷の教え」ではないが、子供が学校に登校しやすい場所を選んだのが今の家である。
子供達は「トトロの家」とはしゃいでいたが・・・結構、不思議な家で
インターフォンを鳴らすと「ピンポーン」ではなく、「ピロロロローピロロロロー」と7回コール。
部屋の電気は普通はドアを開けた壁にあるはず、しかし・・・ドアを開けて部屋を横切った対面の壁にスイッチが・・・。
庭には木が生い茂り、お風呂とトイレは昭和初期かしら?という古さ。
玄関横には3畳ほどの部屋があり、前居住者の方がご高齢で、ご近所の方とおしゃべりするための部屋として使用。
玄関を上がるとすぐ目の前に10畳ほどの畳の部屋。
その横には急な階段。
2階に上ると階段を真ん中に右と左に15畳の部屋が2部屋のみ。
右の部屋に入るとロフトと言えばお洒落だが、昔、祖母の家でお化けが出ると言って行けなかった屋根裏と同じような部屋がある。
この家を子供達は「トトロの家」と呼び、階段の下から「まっくろくろすけ出ておいでー」と叫び出す。それがなぜか面白い。
そんな家に15年ほど住み、とうとうリフォームをすることになった。
そのリフォームも、旦那さんが一人でするというビッグプロジェクト。
旦那さんは、建築関係の仕事をしているので、一応、専門分野。
しかし、その行動に目が点になる。
突然、「リフォームしようかなぁ。」と天井に穴を開け出す。穴から天井内部を覗き込み、「これならいけるか」と呟き、次の日から工事現場のような部屋になり・・・。
そして、あれから2年。
やっと出来上がった家は「トトロの家」から白を基調としたオシャレな部屋に変身した。
真ん中にはソファーを置き、「優雅な朝食の似合う部屋」へと様変わり。
長かった2年間。
キッチンが使用できず、洗面所で食器を洗い、卓上コンロで簡単料理。
この期間、我が家では「唐揚げ」が食卓に並ぶことはなかったなぁ。
途中、私の中では諦めの境地にいたり、こんな生活も楽しいものだと思い出していた矢先の完成。
完成した時には、旦那さんの株は急上昇に上がりました。
でもね、内緒ですけど、この2年で、子供は社会人となり一人暮らしを始めました。
せっかく新しくなったキッチン。
リフォーム期間は「唐揚げ」が作れずイライラしたが、今となっては子供がいないので、料理する機会が減ってしまいました。
ありがとう旦那さん。
感謝しています。
できれば、もう少し早かったら・・・
なんて言いません💦
7月の出来事でした。
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